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1、価格と販売場所
a、当社で2年前ぐらいに整備したオーナーさんの委任車両です。オーナーさんの希望で価格は税込の250万です。検査がH27・6月まで有ります。今年の自動車税が月割で別途必要です。当社で委託で預かるのも半年(H26年3月)ぐらいです。又、値引き交渉、業者様への販売は、誠に申し訳有りませんがお断りさせて頂きたいとの事です。

 

b、250万円の内訳は、車両+スペアパーツのセットです。車両のみ、パーツのみの販売は考えておられません。当社もオーナーさんも部品を探したり加工したり、別作でパーツを作ったりしてかなり苦労しました。この車を買って下さった方が十分安全に乗れてトラブルが出てもすぐ対応でき、保守維持整備ができる様にセットとしています
この車を安全に今の車の様に普通の車として使用する為にもう一台程度いい車を部品取車として一台潰しています。スペア部品付きの販売とさせて頂きます。

 

c、売却されるまでオーナーさんが時々乗られると思いますので走行キョリは伸びると思います。現車はオーナーさんのガレージに保管して置いて有ります。現車確認は、事前に(2〜3日前ぐらい)必ず電話で日付を連絡して下さい。平日でも現車確認は可能ですがオーナーさんの都合の悪い日や時間が有りますので必ず事前に電話連絡方法でお願いします。この現車に関しての質問・問合せも必ず電話でお願いします。
誠に勝手で申し訳有りませんがメールやFAXでの連絡は、一切受付をお断りさせて頂きます。又、冷かし、物珍しさだけの質問・お問合せ尚や現車確認もお断りさせて頂きます。本当に好きで探していて、この価格ならという人に限らさせて頂きます。

 

2、現車の状態・状況
a、走行キョリは実走で現在約24000km(H25、8月現在)です。メータが一周りしている事は有りません。各ベアリングやギア音、カムシャフトの状態を見ればすぐにわかります。
2年前ぐらいに登録した時の車検証メーター記載は約17000kmぐらいだと思います。メータの巻き戻しも無いと思います。

 

b、不具合箇所・当時からの欠陥
b-1、新車の時からあまり走っていなかったので、ガソリンタンク内にサビが発生し燃料ゲージがサビでダメになっていました。サビを落して直そうとしましたがダメでした。部品取車の方も同じでした。メータの燃料表示は動きません。ゲージ側を直接アースさせるとメータ表示は上まで上がります。

 

b-2、何が原因か分かりませんが、ウイカーハザードを点滅させた時、メーターパネルに1つだけ付いているウィンカーランプ表示の点滅ランプが光りません。球は新しい物に替えています。
メーターパネル内の基盤が断線しているかもしれません。予備のメーターパネルが有りますが、この部分が入替える事ができるかは確認していません。

 

b-3、Fバンパーはサビが発生しています。再メッキは可能です。スペアパーツのバンパーも同じ様な物です。又、ドア左右共外側の水切りウェザーストリップロックピン方向側のゴムが浮いています。

 

b-4、当時からひどいオイル洩れ、E/gはレゴブロックの様に1ブロック1ブロックずつパーツを組合せていますので合せ面が多く又、アルミの材質で出来ていて空冷式となっているので材質の熱膨張率が高く、パッキンが入っていても合わせ面からオイルが洩れてきます。E/g内部は、エアジャケットを設けて二重構造になっていますが、エンジンオイルが外部に洩れて来るぐらいだと一層目からかなりオイルが洩れエアジャケットに留り、二層目の合わせ面から洩れ出していると思われます。o/HKITなどが有れば一度E/gをバラシ合わせ面をていねいに面取し組付時にパッキンに現在のシリコン系シール剤を塗って組み付けるとかなりオイル洩れは良くなると思います。(この車のE/gはかなりコストと技術力は高い物ですが大失敗作です。後のシビックの水冷E/gに多くのデーターを残し、大きな偉業を達成させたと思います)

 

b-5、又、空冷でE/gルーム内の温度が高く空気の抜けが悪いのでエンジンルーム前面と後方のカウルトップすき窓からファンを付けて強制的に空気を抜く様にしました。
ボンネット裏側も当時E/gルーム内の温度が高く、ボンネット表側の塗装を痛めたりヤツレさせられてボンネットの色が変った車をよく見ましたのでボンネット裏側に耐熱対策をしました。(個人的には、このE/gの設計技術力は日本の自動車産業歴史上すごく高いと思います。当時の市販車の1300ccで115馬力はおどろきのものでした)

 

b-6、Fストラットのブッシュ抜け、E/gが重く車軸中心より前に置いて有り、又左右の重量配分も悪く、(右側前運転席より前がこの車の一番重い所です)当時からFブッシュの抜けが多かったです。少し危いのですが、車高調でアッパーマウントがピロタイプがこの車に付いていたのでスプリング(バネレート4.5kg)だけ替えて乗り心地と車体の水平さを取りました。ガレージジャキをFクロスメンバー中心に置いてジャキを上げると運転席側にかなり傾きます。
乗用車で日本でスバル・チェリーと続き前者2台を参考にし3番目にFF車を作りましたがこれも大失敗ですが、ドライブシャフトは等速ジョイントを使用し、現在のFF車の原型を創ったのはすごい事です!!(当時ホンダは走る実験室、でもその実験に付き合って当時この車を買ったオーナーさんは、タイヘンご苦労さまです。ホンダ宗一郎さんもこの車で退陣の1つとなった事は、確かな様です。お疲れさまです)鈴鹿のTSレースで大場さんがドライブしていたヤマトシビック、ヘアピンで競り合っていた時のフェイントをかけた3輪走行、単独トップで余裕のある時の2輪走行のヘアピンの回り方を見た時は、すごかったな〜FFの利点を最大限に生かしていた走りを今でもハッキリ覚えています。3コーナからS字の上り坂バンクを通り抜けダンロップブリッジの上り坂までのライン取りと引っぱり力の効いた加速、FF特有の走りもすごかった。(よくここまで熟生させたなと感心しました)

 

3、整備内容
a、整備するに当っては何一つメーカーからの部品は出ませんでした。別作製作したもの似た様な形のものを探し出して加工し交替しています。セリカやハコスカならエンジンミッション・足廻などの部品を降してする様な一般整備でも1ヶ月ぐらいで済みますが、この車はE/gを降さず、3ヶ月ぐらいかかりました。(E/gを降すときEXマニ・exパイプなどのはずしますが新しいガスケット、ブッシュなどが全く無いので降すに降せない状況でした)、ブレーキマスタは本当に苦労しました。マスターピストン・マスターカップ・マフラータイコなど別作するのに大変でした。大別してE/g、ブレーキ、足廻り、下廻り、電装関係など当社でできる所できる範囲までは、整備をやったつもりですが、まだまだ当社では完ペキとは言えません。

 

b、E/g、キャブレター関係整備内容
キャブo/H、バルブクリアランス調整及びチェック、タペットカバーオイル洩れ及び手の入る所のオイル洩れ対策、オイルタンク分解清掃、エンジン調整及びキャブ同調調整、ガソリンタンク内サビ落し及び内部清掃、サビ防止、シーラー処理、各ガソリンホース交換、ガソリンパイプ内部清掃、エンジンルーム清掃、磨き(オーナーさんが毎日来てやってました)、オイルエレメント取付加工

 

c、ブレーキ関係整備内容
ブレーキマスターo/H、Fキャリパーo/H、Rホイールシリンダo/H、各ブレーキホース加工
交換、Rライニング張替、ブレーキパイプ内部清掃、ブレーキマスターピストン別作(2ヶ)、ブレーキマスターカップ別作(2台分)、ブレーキマスター再メッキ

 

d、足廻り、下廻り整備内容
Fスプリング交換、タイロッド・ボールジョイントグリス清掃入替(モリブ)及び各ブーツ交替、ドライブシャフト分解清掃及びブーツ交換(左右IN・OUT共)、ラックブーツ交換、右側前方E/gマウント交換(1ヶだけ何か手に入りました)、センタマフラー別作交換、EXパイプ及びボンネット裏断熱処理(オーナーさんが毎日来て処理しました)

 

e、電装関係整備内容
E/gルーム内換気ファン3機及びリレー・SW設置、ハロゲンリレー(ボッシュ中古)設置、セミトラコイル設置、各E/gルーム内配線チェック、オルタネーターダイナモテスターによりチェック(外注)

 

f、内装関係入れ替え作業
内装は現在黒色とチェク模様ですが、この内装は、一つ下のクラスのワンキャブの部分取車の物と交換しています。この車の元々の内装色は、少しスペアパーツの写真を載せているダンボールの箱の左右に写っている青系で爬虫類の様な色合の青です。スペアパーツの内にシート一式、トリム、内張が新車の時の様にやぶれも色あせも無く有ります。オーナーさんが黒の方が汚れが目だたないのでという事で黒に入替しています。正直いいますとリヤシート左側下の穴あきは、私がイライラして作業している時に破りました。運転席側の方の部分は初めから破れていました。

 

4、主要部品新品交換類(2年前整備時とH25年6月の検査時と重複して替えている物も有ります)
a、エンジン関係部品
キャブo/HKIT、プラグコード(永井製)・セミトラKIT(永井製)・フラグ4本・オイルエレメント・ファンベルト・燃料ホース一式・燃料フィルター2ヶ(1ヶはトランクの電磁ポンプ横)・電磁ポンプ(新品?中古?)・耐熱テープ30m耐熱シート2枚(60×120)

 

b、ブレーキ関係部品
ブレーキマスターピストン別作品(ステン)・ブレ−キマスターカップ・FキャリパーシールKIT、Fキャリパーピストン左右(大25、小45)・Fパッド・Rカップ・ブレーキシュー(リビルト張替)・ブレーキホース一式

 

c、下廻り、足廻り関係部品
センターマフラー別作・EXガスケット(純正)・EXパイプ吊りゴム2ヶ(純正)・ラックブーツ・ドライブシャフトブーツ(左右IN・OUT共)・ボールジョインブーツ(左右)・エンドブーツ(左右)・エンジンマウント1ヶ(右側前)・Fスプリング(左右)

 

d、電装関係部品
電動ファン3機(大・中・小)・ファンリレー2ヶ・ファンSW2ヶ・ヘッドライトボッシュリレー(H・Lどちらも中古)・小系ハロゲンランプ4灯・メーターパネル球・バッテリー55クラス

 

5、スペアーパーツ類(当社でオーナーさんの所へ2年前に運んだ記憶の有る物)
a、エンジン本体・アクセルワイヤー・クラッチワイヤー・タコメーターケーブル・チョークワイヤー・電磁ポンプ(2ヶ?)・ファンベルトプリー・ドライブブーツ類・ラックブーツ類・ドライブシャフト(左右)・ラック&ピニオン・Rショク(左右)・Fストラット(左右)・Fロアアーム(左右)・Fハブナックル(左右)・Fハブローター付(左右)・Rドラム(左右)・ブレーキマスターズック・ブレーキパイプ類一式・ステンEXマニ(タコ足)及びステンEXパイプ一式(センターマフラーは有りません)・ガラス類(F・R・ドア左右・クォーター左右・△窓左右)・内張およびトリム一式・FRシート一式・メータパネル一式・クラッチ関係(カバーレリーズB/S)・Fバンパー(サビ有)・その他(小物・記憶ないものなど多数)
残念ながら外装パネルボンネット・Fマスク・トランク・左ドアなどは腐無く少しサビで色あせだけしていた上物(ハクリして磨けばパテも使用せず十分使える)のパネル類でしたけれども、大きさの関係で保管する所が無く泣く泣く廃棄処分しました。今現在だけでも自宅の一室を丸々占拠している状態で山積みになっています。この他に何が有るのかわかりませんし、写真も撮れない状況です(ガレージに置いて有った物だけ写真を載せています)。※純正スチールホイール4本有ったと思います

 

b、リビルト・o/H済又は新品部品スペアーパーツ類
・Fキャリパー(ピストン左右6ケ使用可)清掃済・Rホイールシリンダアッセ清掃済左右(溝穴無しカップは組み入れていません内部はシリコングリスで保護)・ブレーキマスターシリンダー清掃済で内部シリコングリスで保護状態(カップの当ていた所の穴は有りますが別作のピストンでカップが溝穴より少し前で当たる様にしていますので洩れが無く安心して十分使用できます)・マスターピストンステン製(一番手前のカップが腐食により溝穴が出来たマスターシリンダの対策として手前のカップが溝穴より少し前に当たる様別作で作った物です)・キャリパーシールKIT(1台分)・Rカップ(1〜2台分)・クラッチディスク(フェーシング張り替済)・ブレーキホース数本(どこに合う所の物か忘れましたが取付には加工が必要かも)・オイルエレメント(5〜6個?)・ドライブブーツ左右新品(OUT側は取付に加工が必要です)・Fパッド・ラックブーツ新品(左側は少しキツイかもしれません又、エア抜き穴は加工が必要です)・パーツリスト・整備マニアル

ホンダ1300クーペ

セリカLB1600GT

価格:238万円+消費税

車両No.

No.00071
年式 S46年
検査 H27年6月
シフト 4速
カラー
装備
走行距離 約24000km
ご注文・ご質問について

この商品についてはメール、FAXによるご注文・ご質問は一切受け付けておりません。

 

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株式会社インセフティヤスナガ
旧車館 マナナ

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